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たまには本でも読んでみよう:この世は二人組ではできあがらない 山崎ナオコーラ [読み物]

 恋人というのは、運命の結びつきというようなものでは決してなく、お互いがそれぞれに生きているだけで、ただ寄り添うということに過ぎない。

 山崎ナオコーラさんの本を初めて読みました。

 全体的に若いっ!若い人ってこういう考え方なんだわ・・・・とか思ってしまいました。

 そもそも題からして、さめてる気がするんですよね。世の中でアナタさえいれば大丈夫!みたいなバブルでフワフワした時を人生で苦労する時期(大学&就職ね)に苦労しないで生きてきてるアラフォー世代にはこんなことかけません。

 バブル時期って、私は社会人1年生だったのですが(年がバレるか)、BMWが今のカローラくらい皆さん乗ってましたし、ボーナスもどーんと出ましたし(その後、働くにつれてボーナスが下がっていきました)、仕事は別に気合いいれなくても恋愛の次にクビにならない程度にやってればよかった時代です(皆さんがそうではないかと思いますが)

 なので、バブル世代の私には、上の文章も「そうなんだ」としかいいようがなかったりします。ジェネレーションギャップですね。

 でも、山崎ナオコーラさんの文章はわかりやすくて、納得できます。私みたいなオバハンには「ああ、こういう事って考えてことあったような気する」と思えます。

 サクサク読めます。

 この2人組は、日常に転がっている人々の軽い恋愛小説なので、話をあらすじに書いてしまうと、読む必要がなくなるので、書きませんが、簡単に読めて、「今の人ってこうなんだ」とわかるよい本だと思います。

 ちなみに「人のセックスを笑うな」もこの人の作品です。


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