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話題の本を読んでみた:ゼロの焦点 [読み物]

 たまには本でも・・・・といって、松本清張原作を読む人ってなかなかすごいと思うのですが、今年は松本清張さん生誕100周年(らしい)ので、「ゼロの焦点」も映画化。

 という訳で、「ゼロの焦点」を読んでみました。

 映画を見ようと思ってはる人にネタバレするわけにはいかないので、読んでみた感想のみにします。

 全体に松本清張さん原作って、重いんですよねぇ。殺人をおかすんですけど、その殺人が仕方なく、というか、もうね、追い詰められてしまって・・・・みたいな感じなんです。読んでて暗くなります。

 余談ですが、私は松本清張さんと桐野夏生さんを読むと、「ほんとに救いようのない話やぁ」と暗くなったりします。

 時代設定がゼロの焦点は終戦後の、昭和30年代の話です。お見合い結婚した禎子さん(映画では広末涼子さん)の夫(西島秀俊)が失踪。それも結婚後1週間もたたないうちに、です。そこで、よせばいいのに夫を探そうとするわけです。そこに浮上してくるのが、中谷美紀さんと木村多江さん。その3人の女の人によって話しはすすんでいくのです。

 もちろん、殺人はおこるのですが、私は「まぁ、仕方ないかも」と思えたりします。

 ひとこと、全部夫が悪いんやろーーーーーー!

 ネタバレになるので、これしか書けません。

 でも、すごいです、松本清張作品。

 

 


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