なつかしマンガ大全:ポニョより好き!の風の谷のナウシカ [読み物]
ポニョ、ポニョ、ポニョ、ポニョ、さかなの子ぉ~
青い海からぁ、やってきたぁ~とそんなに興味ないのについ歌ってしまう、「崖の上のポニョ」が映画館で大ヒット中です。
その宮崎駿監督がアニメージュに連載していたのがこれ!「風の谷のナウシカ」です。
ワイド版 風の谷のナウシカ7巻セット「トルメキア戦役バージョン」
- 作者: 宮崎 駿
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2003/10/31
- メディア: 大型本
私、この宮崎漫画のナウシカのおかげで楽しい高校生活を送れた思い出の漫画なんです。
公立高校をばっさりすべってしまった私は、大阪の女子校に行くことになりました。ちなみにこの高校、超お嬢様学校でした。良く言えば、山田太郎物語の山田太郎が間違って入ってしまった感じです。親には「金食い虫」だの「ごくつぶし」だの何だの言われるし。当然、奈良の田舎からくる人ってそんなにいないわけです。「この中で高校生活3年間やっていけるのだろうか・・・」とマジで不安に思いました。女子校ですし・・・
そんなとき、ふとナナメ前の女の子の持ち物を見ると・・・・・ナウシカ下敷きがっ!机の上にのっている!その時は別にそんなに宮崎ファンでもナウシカファンでもなかったのですが、ナナメ前にナウシカ下敷きの女子が!これはお友達になるしかないでしょう。だって、ほかの人の持ち物は体操服袋がヴィトンだったりするんです。とてもじゃないですが、お友達になれないタイプです。
で、かくして、私の高校3年間は宮崎アニメと共に過ごす3年間は幕を開けたのでした。別に映画を見たけど、「ええ映画やった」くらいの感想でしかなかったのですが、アニメージュの連載を読んでいくうちにどっぷりはまり、次の「ラピュタ」「トトロ」「魔女の宅急便」まで映画館で見てしまいました・・・・・
いきなり初回がそんな調子だったので、まさかそこからnonnoやananを読んでいる人のグループに入るわけでもなく、かといって、別な意味でアニメヒーローにハート目なまっとうなアニヲタグループに入るわけでもなく(まっとうなアニヲタの場合はすごく学習しないといけなかったので)、そこそこなところに落ち着いたのでした。
さて、ナウシカのあらすじです。
「火の七日間」と呼ばれる最終戦争を引き起こしてしまった人類は、それによって、瘴気(有毒ガス)が充満する「腐海」と呼ばれる菌類の森や獰猛な蟲(むし)たちを生んでしまう。で、人類は絶滅しかけになるわけです。わずかに残った人類は、細々と生きています。腐海は拡大をつづけています。そんな中でナウシカ登場です。てか、もう滅びるしかないんちゃうの?という状況になってます。
「風の谷」は、大国トルメキアの戦乱に巻き込まれてしまいます。なぜこういう時に戦争しようとするのかさっぱりわからないのですがそれによって、またまた人類危うし!それをナウシカが大国と小国そして腐海と人類との共生の道を探していく物語です。
最後は「ああ、こういうことなのねぇ」と一応納得できる終わり方でした。映画は王蟲に助けてもらってましたけど・・・・・
さて、ポニョ絶好調です。映画館に見にいく前に「ナウシカ」オススメです。ポニョ、子供向けだけど、子供向けじゃない映画です。もちろん、子供も楽しめますけど、結構、深い意味ある映画みたいですよ。
というか、ナウシカも読んで!といいたかったりします。
明日はNHKでも宮崎監督のこととりあげるみたいですね。
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