平成恋活白書:理由のある男 その5 [恋バナ]
彼氏のいてる松雪ちゃん(仮名)にせっせと電話やメール、プレゼント攻撃をするEさん。
心のこもった、というか、ポイントをついたプレゼント攻撃に松雪ちゃんもだんだん気になってきたみたいでした。そして、昼休みは必ず、私にEさんの様子を聞くのです。
しかし、私の部署はお茶時間がかなり多いとはいえ、研究職の部署でした。なので、個人個人が研究?しているので、さっぱりわかりません。
ちなみにおじちゃん’ずの一人が定年退職するというので、私が採用された為、私は男の人仕事でした。現場にヘルメット&安全靴で、原料をとりに行き、分析機器にかけるという仕事や圧縮機を使ったりして試作品を作ったりする仕事でした。しかも、一人で、です。
Eさんは一体何をしているのか?ヘルメット姿でお会いしたことはないので、何の研究?わかりません。
「Eさん、とても優しいんやんか。この前も誕生日でもないのに花束とかもらってん」と松雪ちゃん。
・・・・・石田純一ですか?
というか、いつの間に?休みの日に会った訳?←いいけどさ。
花束・・・・ええなぁ。でも何でもない時に花束って、なぜ?←ここら辺がもらいなれていない不細工の考えなのかもしれませんが。
「ほんでなー、この前見た時に手が真っ赤で、このままやと荒れるかも、ってことで、ハンドクリームもくれはってん」
・・・・・・やはり石田純一ですか?
というか、アンタには彼氏おるやん←彼氏おるからといって、物をもらったらいけないってことはないと思うのですが、やはり、ここは何かあると思わないのか?
こうして、私は今までさして仲良くなかった松雪ちゃんといつも昼ごはんを食べることになるのでした。
そして、いつもEさんの話題になるのでした。
昔、お友達に送ろうとして、気になったんで、自分で注文したことあります、この下の花束。
そのまま飾れます。とてもかわいい感じの花束です。コンパクトな花束です。
チューリップは個人的に好きなので、この花束がいいなー。で、母に送ったら「チューリップやったら球根がええわ」とバッサリ切られました。でもチューリップかわいいやん。
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