平成恋活白書:離婚したがる女 その5 [恋バナ]
昔の超わがままで世間知らずの私を見ているようなS子さん。昔も今も私はS子さんのように美人ではなかったので、「まーたなんか言ってるわー、その前に結婚できるのか?あのブス」みたいに相手にもされなかったのでよかったのですが。
「それにねー、このごろ〇〇が子供、子供って言い出して」
「いいんじゃない?子供」
「え?猫ごはんさん、子供好きなんですか?」
S子さん、ちょっと意外そうに言われましたが、私、子供をきちんと育てられるかどうかともかくとして、子供は好きです。産めるなら何人でも産みますけど(相手も必要だし、年齢もありますけども)
「私はねー、子供は中学生くらいの時から産みたくないって思ってました」
「どうして?」
「絶対、嫌なんです。無理なんです、かわいいと思えないんです、育てたくもないんです」
そこまで嫌ってことは、一体何があったわけですか?それのが気になります。
「そうなんだ。でも、それだとダンナさまのご両親は何も言われないの?」
「言いますよー、子供産め!産まないんだったら離婚しろ、みたいに。しかもほぼ毎日ですよ」
なんとなく、ご両親の気持ちもわかります。S子さんのダンナさまは私と同じ年です。男性とはいえ、やはり子供のことも考えます。
昔の私を見ているような感じなのですが、元々のキャパが狭くてS子さんを受け入れてあげることができなくて、いろいろ話をしているうちにS子さんにキレられてしまいました。
「やっぱり、猫ごはんさんも私の気持ちはわかってくれないんですねっ!みんなわからないって言うんですよ、こんなに私は傷ついてるのに!!」
いつの間にか、夜になっていて、お腹が減ってきたこともあるのかもしれませんが、私の方も昔のように(今も?)トゲトゲした感じになってしまいました。
「もういいですっ!誰に話しても、私の気持ちはわかってもらえないんですねっ!離婚したら済むことですしね」
夜になったのですが、和気藹々とご飯を食べに行くという状態でもなく、またもや、夕飯は私が作ることになりました。といっても、野菜とお肉の煮込みとサラダ、パン、スープといったランチ?という感じのものでしたが。
一体、どうしてあげればよかったのか?結婚ってハッピーエンドではなく、そこから続いていきますからねぇ。
私はル・クルーゼの鍋を使っていますが、ストゥブもいいらしいです。両方共、めちゃちゃ重いですけど、野菜と肉と入れて水をほとんど入れなくても、ものすごくやわらかく煮込めます。野菜の旨みと肉が絶品です。へたくそに作れません。すごいです。ただ、使い終わった後、片付けるのが大変です。
私はこれです。16センチでもめちゃくちゃ重いです。でも、1つあれば、とても重宝しますよ。でもって、買って持って帰るのはしんどいので、こういうものは通販が便利です。
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