ホントにあったイタイ話:新年早々の電話 [体験記]
大晦日から新年にかけて、電話がかかってきました。
非通知でもなく、知らない番号から・・・・・・・で、あまりにも延々と鳴っているので、電話に出たのですが・・・・。
そんな奴おらんやろ~・・・・というような相手からでした。嘘みたいな話です。
「あ、今からそっち行くから」
・・・・・・誰ですん?
「あのー、すみません、どちらさまでしょうか」
「また、また~。あ、電車きた!んじゃ、また後で」
電話は切れてしまいました。
そして15分後。
「もうすぐ着くから」
先ほどの電話番号の人からです。
「すみません、あのー、一体、どちらにおかけですか?」ときいてみました。あきらかに間違っています。知りませんし。
「またー。山川!」と相手。
「豊?」と私。
「鳥羽!」と相手。
「一郎?」
・・・・・・・・・・・一体、何ですか?
「やっぱり、〇〇ちゃんや」
「あの・・・・・〇〇さんではありませんけど」
「またー。おじちゃんからかってっ!んじゃ、千!」
「と千尋の神かくし?」
「・・・・・あんた!一体誰やねんっ!」
・・・・・・一体、誰やねんって、あなたのいう〇〇ちゃんではないことは確かです。そして、それよりも千!の後に何を続ければよかったんでしょう?
「いや、ですから・・・・・私は〇〇さんではないんですけど」というと、相手も納得したようで、
「ホンマや。ほんますまんかったな。電話番号間違えてたみたいや。いや、ほな、良いお年を」
と電話は切れてしまいました。良いお年をって、もう新年になっとりますが。
風邪でダウンしている中、私の新年は全く知らないおじさんとの会話で幕をあけたのでした。
・・・って、千の後は何やったんでしょうか?
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